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浮間つり堀公園で区内の小学生が稲刈り体験

稲刈りをする児童たち

稲刈りをする児童たち

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 西浮間小学校(北区浮間2)の5年生児童が10月4日、浮間つり堀公園(北区浮間5)内にある田んぼで稲刈り体験を行った。

お米として食べられるまでの工程を聞く児童たち

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 稲刈り体験は社会科の農業学習の一環で、毎年、西浮間小学校の児童が田植えと稲刈りを行っている。

 今年5月に田植えをしたもち米の苗は立派に育っており、数カ月ぶりに見た田んぼの変わりように児童たちも驚いた様子だった。

 田んぼを管理するスタッフから、刈り取った稲がどのような工程を経て食べられる「米」の姿になるのか説明を受けた後、児童たちは稲を刈り取るために使うのこぎり鎌を持ち田んぼに入ると、20分ほどで刈り取り作業を終えた。

 初めて鎌を使ったという児童たちは口々に「楽しかった」と言い、稲の間から飛び跳ねてくるバッタなどの虫を追いかけたりして、終始元気よく作業をしていた。

 稲刈り当日は10月に入ったにもかかわらず、真夏のような太陽が照り付ける天候となり、児童たちも汗だくになりながらの作業となったが、刈り取った稲は調理して給食で提供される予定だという。

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