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台風19号で3日ぶりに開いた岩淵水門に感謝の声 閉門は平成19年以来

10月15日現在の岩淵水門の様子

10月15日現在の岩淵水門の様子

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 東海・関東・東北地方などを通過した台風19号の影響で、荒川の岩淵水門、通称=青水門が10月12日の閉門から3日ぶりとなる10月15日5時20分に再び全開し、見慣れた水門の姿が戻った。閉門は台風9号が発生した2007(平成19)年9月以来となり、今回で5回目。

岩淵水門閉門時の様子(写真提供 荒川下流河川事務所)

 洪水時には同水門を閉鎖し、荒川の洪水が隅田川へ流入することを防ぐ。これにより隅田川の洪水氾濫を防止する役目を担っている。荒川洪水予報発表では、レベル2の「注意」を呼び掛ける「氾濫注意水位」はA.P.プラス4.10メートルとされており、12日20時50分に岩淵観測所(上)の水位がA.P.プラス4.00メートルに達したため閉門操作を開始、21時7分に全閉した。その後、同日22時20分には「氾濫注意情報」を発表した。

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 水位が上昇を続ける中、13日に「避難判断水位」A.P.プラス6.50メートルを観測したことで、同日5時20分にレベル3の「氾濫警戒情報」を発表した。この間、国土交通省荒川下流河川事務所では、水位の情報や危険度レベルなどを公式ホームページやツイッターなどで発信し続け、河川の状況を心配するリツイートなどで拡散された。

 13日17時10分には避難判断水位を下回ったことからレベル2の「注意」情報へ移行、14日7時20分には「注意」情報を解除した。

 浮間舟渡に住む40代女性は「浮間舟渡は川沿いのため、本当に冷や冷やした。いつも見ている青水門が重要な役割を担っていると改めて実感し、頼もしく感じた」と話す。現在も荒川下流河川事務所のツイッターに多くのねぎらいの言葉が寄せられている。

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