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熊野神社で「白酒祭」 弓矢で鬼退治「オビシャ」、「白酒の唄」披露

「オビシャ」昨年の様子

「オビシャ」昨年の様子

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 地域の五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「白酒祭」が2月7日、熊野神社(北区志茂4)で開催される。

昨年の「白酒の唄」披露の様子

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 600年の歴史を持ち、2002(平成14)年に北区指定無形民俗文化財に指定されている祭事。悪霊退散を願って「鬼」と書かれた直径1.8メートルの的を8メートルほど離れた場所から氏子総代らが3本の矢を射る「オビシャ」が披露される。

 1本目の矢は「捨て矢」として故意に外し、2、3本目の矢を当てるのが習わしとなっている。矢が的に当たると鬼を退治したことを意味するため、毎年、的に命中した瞬間には観衆の拍手や歓声で盛り上がりを見せる。昨年は約300人近くが集まった。

 村人が同神社の裏手に流れる川の清水を用いて白酒を仕込み、祭礼時に振る舞った歴史があることから、古くからこの地で伝わる伝統の白酒造りの作業唄「白酒の唄」などが神楽殿で披露される。境内では甘酒と短冊形の災難除切り餅を振る舞う予定(無くなり次第終了)。

 開催時間は11時~12時。

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