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北区内の小学校で体験型の食育プログラム 野菜に興味を持つきっかけに

カゴメの山口社長と聖学院小学校の児童

カゴメの山口社長と聖学院小学校の児童

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 カゴメとNPO法人「放課後NPOアフタースクール」の共同プログラム「『おいしい!野菜チャレンジ』~野菜パワーで元気いっぱいの新学期を~」が3月31日、聖学院小学校(北区中里3)で行われた。

野菜を使ったクイズが始まる様子

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 子どもたちが野菜を好きになるきっかけになるよう、体験型の食育プログラムをカゴメと同NPOがプログラムを共同で開発。カゴメの野菜の知見と同NPOの教育現場の知見やノウハウを生かした体験型のプログラム。2018(平成30)年から開催し、全国270カ所、8000人の子どもたちが参加してきた。2022年度の最後のプログラムとなったこの日は、カゴメの山口聡社長が「野菜先生」として登壇した。

 同プログラムでは、水が入ったバケツの中にジャガイモ、ニンジン、ズッキーニ、タマネギの4種類の野菜を入れ、どの野菜が沈むのか・浮くのかをクイズ形式で答えるコーナーを設けた。山口社長に質問するコーナーでは、児童から「ケチャップにはなぜトマトの皮が含まれていないか」などの質問が出た。

 参加した児童の一人は「社長が来ると聞いて怖い人かもと思ったが、そんなことはなかった。野菜が苦手だがこれから食べてみようと思う」と笑顔で話していた。

 プログラムを終え、山口社長は「今日のプログラムでは、子どもたちの熱量が伝わってきた。子どもたちがどんな感想を持ったのか、家族にも話してもらえたら。体験型の食育プログラムは今後も続けていきたい」と意欲を見せる。

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