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旧古河庭園で「春のバラフェスティバル」 3年ぶりに春開園

鮮やかに咲く「マリア・カラス」と洋館の様子

鮮やかに咲く「マリア・カラス」と洋館の様子

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 旧古河庭園(北区西ヶ原1)で現在、春バラが見頃を迎えている。

オレンジ色に咲く「スブニール・ド・アンネフランク」

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 園内には、オレンジ色から桃色や黄色に変化するのが特徴の愛と平和への祈りが込められた「スブニール・ド・アンネフランク」や蛍光がかったローズピンクの花を咲かせる有名なオペラ歌手から名付けられた「マリア・カラス」、甘く上品な香りで人気の「桃香」、黒バラの「パパ・メイアン」など、庭師が「丹精込めて」育てた約100種200株のバラ見ることができる。春バラは秋バラに比べ花が大きいのが特徴。今年は特につぼみの大きさに変わりがなく一斉に咲きそろう見込みから、よりボリュームのある景観が楽しめるという。

 今年は、緊急事態宣言発出に伴う休園により、この2年開催できなかった「春のバラフェスティバル」を3年ぶりに6月30日まで開催する。期間中の夜のライトアップは行わないが、週末にはサックス四重奏による演奏や、庭園ガイドボランティアによる庭園ガイドも実施。バラの人気投票も行う。

 副サービスセンター長の高須未久さんは「天候や気温にもよるが、見頃は22日ごろまでを見込んでいる。その後、6月下旬になると一度咲いた花がまたつぼみをつけて花を咲かせる『二番花』の見頃を迎える。こちらもお薦めなので、期間中、多くの方にバラを楽しんでもらえれば」と来園を呼びかける。

 開園時間は9時~17時(入園は16時30分まで)。入園料は、一般=150円、65歳以上=70円(小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料)。

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