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桐ケ丘「利き酒師姉妹」の角打ちが「〆のコーヒー」提供 利用客の声に応え

「〆のコーヒー」提供を実現した三女の東海林美香さん

「〆のコーヒー」提供を実現した三女の東海林美香さん

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 北区桐ケ丘の「三益酒店」(北区桐ケ丘1、TEL 03-3907-0727)の角打ちで11月29日、「〆のコーヒー」の提供が始まった。

桐ケ丘「三益酒店」外観

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 同店は利き酒師で「三益」の東海林美保社長が父親から三代目を承継し、次女で利き酒師の佐藤由美専務、利き酒師勉強中の三女の東海林美香さんらと共に切り盛りしている。

 美香さんが「コーヒーが飲みたい」という利用客の要望を受け止めたことがきっかけとなり、他の利用客にもヒアリングを重ね「〆のコーヒー」に手応えを感じ提供を決めた。

 後味がすっきりするコーヒーを求め、美香さん自身がセレクトし、週替わりで豆を入れ替え提供する予定。豆の情報もコーヒーに詳しい利用客の情報を頼りに探したという。

 4月から調理師である美香さんが家業に携わることになり、6月にランチの営業を開始。酒のつまみとなる単品メニューも提供している。当初は男性客が多かったが女性客やファミリーでの利用も増えてきたという。美香さんは「同世代や女性にも来店してほしい。お酒はリキュールもそろえているので、日本酒が苦手な人でも気軽に店に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

 現在のランチメニューは「キーマカレー単品」(680円)、サラダと口直し(甘酒)をセットにした「キーマカレーセット」(780円、数量限定)。今後、定食の提供も予定している。

 角打ちメニューは「日本酒60ミリリットル」(300円~)、その他焼酎や洋酒、リキュール、単品のおつまみメニューなども用意。メニュー表は置かず、銘柄も豊富に取りそろえ、週替わりで「新酒角打ち」「クリスマス忘年会角打ち」などテーマを決め利用客が楽しめる工夫も。

 「〆のコーヒー」 (300円~)は全ての営業時間内で提供する。

 営業時間は、ランチ・角打ち=火曜~日曜の11時30分~14時30分、角打ち=金曜16時30分~19時30分、土曜・日曜13時~18時。月曜定休。

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