「魅力発見!北区東京 学生プレゼンコンテスト2019」が11月9日、北とぴあつつじホール(北区王子1)で開催された。
同コンテストは、東京都北区の産学連携事業の一つとして、大学のゼミに所属する学生と区内の商店街や中小企業が協力して、区内商工業をPRすることを目的にしている。学生チームからのエントリーを募集し、実地調査や取材、研究を基に学生ならではの企画・提案を発表する。今年のテーマは「梶原銀座商店街の魅力発信」。
同コンテストは「情報収集力」「論理性」「具体性」「独自性」「プレゼン力」「熱意」「質問対応力」の7項目で審査。梶原銀座商店街代表者、東京都北区商店街連合会代表者らが審査員を務めた。
3大学6チームの計51人のゼミ生が、令和元年6月から約半年間にわたり調査、取材、研究などを行いコンテストに参加した。今年は東洋大学経営学部竹内ゼミナールチーム「チームバンミー」の「かじわら頂上決戦!POPグランプリ」が最優秀賞を受賞した。小学生が店舗のPOP作り、地域の人の投票によりグランプリを決めるもので、子どもや親に足を運ぶきっかけつくるほか、POPを活用して商店街MAPを作成することで、集客と情報発信ツールの2つの観点から商店街を活性化するのが目的。
優秀賞は東洋大学経営学部鈴木ゼミチーム「Amaze」の「梶原銀座商店街 魅力発信プロジェクト」、敢闘賞は成城大学社会イノベーション学部内田ゼミチーム「トウキョウカブレ」の「おつかいのまち『かじわら』」だった。