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赤羽にスペイン料理店「マキーラ トウキョウ」 アンダルシア地方の料理主力に

料理長の安斎さん、(「MAQUILA TOKYO」前で)

料理長の安斎さん、(「MAQUILA TOKYO」前で)

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 赤羽に6月19日、スペイン料理店「MAQUILA TOKYO(マキーラトウキョウ)」(北区赤羽西1、TEL 03-4283-7296)がオープンする。

店内の様子

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 席数はカウンター席10席。禁煙席のみ。内装では奥行きのあるカウンターが特徴。店主で料理長の安斎怜(れん)さんが3年半、修業したスペイン・アンダルシアの『MAQUILA Bar』の内装と同じという、壁と鏡にもこだわりを見せる。「MAQUILA Bar」からのれん分けした証しとして、店名には「MAQUILA」を掲げる。

 「赤羽は生まれ育った街で大好き」と話す安斎さんは、20歳で料理人の道に進み、日本のレストランで修業した後、スペインへ料理留学した。帰国後は日本で3年半修業を積み、地元で念願の独立にこぎ着けた。

 安斎さんは「料理の道に進んだ当初は、くじけそうなこともあったが、スペインの留学でクリエーティブな料理の世界に関わる事ができた」と振り返る。

 メニューは、アンダルシア地方の料理をベースにスペインで習得した料理や、安斎さんがアレンジした料理を用意する。安斎さんは「今、現地の人が食している料理を楽しんでほしい。どんな職業でもこれからの未来は、AIの進化などで、働く環境が変化していくはず。料理人も、ただ料理を提供するだけではなく、そこに感情をのせ、周りの人を幸せにする料理を提供したい」と意気込む。

 メニューは、「青りんごとクルミ入り、スペイン風ポテトサラダ」「しっとり豚レバーとパクチー、シェリービネガー」「スペイン産イベリコ豚のチョリソ」(以上480円)、「ジャガイモとイカのアンダルシア風マリネ」(580円)、「フォアグラのテリーヌ アーモンドとトースト」「カモ肉のアロスメロッソ(スペイン風のリゾット)」(以上980円)などのほか、季節のメニューも用意する。

 安斎さんのお薦めは「アンダルシアの冷たい食べるスープ サルモレホ」(580円)。「本場スペインの味を召し上がってほしい」と自信を見せる。

 ドリンクメニューは、安斎さんがセレクトした「ワイン」(グラス=600円~)をはじめ、シェリー酒、ビール、ソフトドリンクなどを用意する(以上税別)。

 「お客さまにいろいろなメニューを楽しんでいただきたい。1人で営業しているので、来店の際は事前にお電話いただければ」とも。

 7月13日~19日は、スペイン修業時代の安斎さんの師匠というスペイン人シェフ2人を招き、オープン記念イベントを開催する。

 営業時間は17時~24時。火曜定休。

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