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北区が2020年度予算案発表 「渋沢大河ドラマ館」目玉、災害対策・給食費補助なども

予算会見当日の花川北区長

予算会見当日の花川北区長

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 東京都北区が2月7日、2020年度当初予算案を発表した。予算総額は1,556億3,000万円で、前年比1.5%減と3年ぶりの減額予算となった。

 目的別歳出の特徴として、福祉費が特別養護老人ホーム等大規模改修事業費や待機児童解消に向けた保育定員の拡大などにより増額となり、前年に続き予算規模の50%を超える構成比(865億7,050万円)となった。

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 花川與惣太北区長は「区長就任から17年目を迎えるが、着実に北区は変化している。区長就任時は減少傾向にあった人口もここ数年は人口増加に転じている。これも生活利便性の高さや住みやすさなど北区の価値と将来の期待が高まっていると感じるとともに、子育てファミリー層・若年層の定住化を重点課題の一つとしてさまざまな施策を着実に推進してきたことが評価されたことと大変うれしく思う」と話す。

 まちづくり関連では、昨年秋の台風19号時の対応などの課題を踏まえ「大規模水害避難行動計画」の策定に向け「地震・風水害に強い安全・安心なまちづくり」の推進における「大規模水害への対応強化」(予算額3,120万円)、災害に備え北区独自の物量業界のノウハウを取り入れたという「物流機能を取り入れた備蓄物資管理」(同1,574万円)についても言及した。

 シティプロモーション関連では、2024年に刷新する新一万円札の「顔」になることが決定し、2021年NHKの大河ドラマの主人公にも決定した「渋沢栄一翁」をテーマに事業を展開する。目玉は2021年2~3月ごろのオープンを目指すという、23区初となる「大河ドラマ館の設置(飛鳥山公園内予定)」に向けた取組み(同4億3,505万円)や渋沢栄一仕様ラッピングのコミュニティーバス、渋沢関連の商品開発をする事業者への助成金交付事業などを行う「東京北区渋沢栄一プロジェクトの推進」(同3,381万円)などで、シティプロモーション関連事業に注力する。

 花川区長は「北区と言えば『渋沢翁』と認知していただけるよう、深谷市と共に官民連携で取り組んでいきたい」と話す。

 子育て支援関連では、学校給食費保護者負担軽減策(同1億2,326万円)として「第2子」への給食費半額補助、「第3子」以降は全額補助を実施。「第2子」への補助は23区初。北区が掲げる「子育てするなら北区が一番」に関する予算案にも触れた。

 ほかにも味の素ナショナルトレーニングセンターや国立スポーツ科学センターを区内に持つ地域特性を生かし、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた「トップアスリートのまち・北区PRプロジェクト」(1億8,306万円)、人生100年時代に向けた健康長寿社会の活動拠点とし、2021年1月に予定する「いきがい活動センター」の開設(同2億6,054万円)により、高齢者の「就労」「社会参加」も目指す(以上、千円以下は数切り捨て)。