JR王子駅近くにある王子稲荷神社(北区岸町1)で2月9日と2月21日、「凧(たこ)市」が開催される。
例年、初午と二の午の2日間で多くの人が参拝に訪れる同祭。江戸の町が頻繁に火事に見舞われ、熱風が大火につながることから、風を切って揚がる凧を「火事除けのお守りに」と、同神社の奴凧を「火防の凧」として買い求めたのが始まりという。凧をまつると火難をまぬがれ、無病息災、商売繁盛にもご利益が得られるといわれている。
参拝者は、前年の凧を奉納し、お参りの後、境内社務所で新しい「火防の凧」を購入する。凧は奴凧型、縦約20センチ、横幅約25センチ、1体1,700円。
開催時間は10時~18時。