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北区花火会8888発が夜空彩る 赤・青水門を背景に音楽コラボレーションも

今年は8888発の花火が打ち上げられた

今年は8888発の花火が打ち上げられた

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 「北区花火会2019」が9月28日、荒川河川敷・岩淵水門周辺(北区志茂5)で行われた。

日中から会場ではステージパフォーマンスや飲食ブースの出店も用意され、多くの人で賑わいを見せた

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 北区を代表する民間団体が中心となり開催する「花火協働事業」。実行委員会によると、「花火大会」ではなく、「花火会」としているのは、北区民一人一人が力を合わせて盛り上げる手作りイベントであることを広く一般に知ってもらおうとの思いから、親しみを込めて名付けたという。今年で8回目。

 今年は、第1幕が陸上自衛隊第1師団1音楽隊の演奏による音楽花火「グランドオープン祝!令和元年」、第2幕が新1万円札の顔となる渋沢栄一翁のストーリー花火「花火Theatre 渋沢×北区」、第3幕が「第4回北区芸術花火博覧会」、第4幕が昨年に続くコラボ企画、エレファントカシマシの楽曲「Wakeup」「夢追う旅人」を使用した音楽花火「エレファントカシマシ エビバデ!住めば北区東京」、第5幕が米津玄師さんの楽曲「Lemon」などを使用した音楽花火「グランドフィナーレ2020とその先へ」の5プログラムで、今年も多くの来場客を楽しませた。

 埼玉県在住の20代女性は「夜の花火に照らし出された水門が幻想的だった。エレファントカシマシの元気な曲調と盛大な花火があいまって、素晴らしい演出だった。来年もまた訪れたい」と笑顔を見せた。豊島区在住の30代女性は「赤水門と花火の景色を撮影に来た。撮影を忘れるほど、迫力ある光景だったがすてきな瞬間を収めることができた」と話す。

 北区花火会の演出として定着した人気楽曲とのコラボレーションとともに、水門を背景にした花火に、観客からは歓声が上がった。

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