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桐ケ丘でトークイベント「桐ケ丘商学校」 起業家2人が企画

当日の様子

当日の様子

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 トークイベント「桐ケ丘商学校」が9月24日、桐ケ丘中央商店街内の「いいかげん村」2階スペース(北区桐ヶ丘1)で初開催された。

主催の石山さん(左)と高島さん(右)

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 主催は、重度訪問介護事業を手掛ける「いいかげん村」の石山純社長とおもちゃメーカー「ジリリタ」の高島勇夫社長。当日は近隣住民を中心に17人が参加した。

 石山社長は「以前から集まろうと思っても適切な場所が少ないと感じていた。集まれる場として2階スペースを開放していることを知ってもらうきっかけになればとイベントを企画した」と話す。

 当日は、同商店街がジリリタの商品「スラックレール」や「スラックライン」を使って人が徐々に集まるようになった話や、石山社長の仕事観についての話、石山社長と高島社長の2人が起業ストーリーや生い立ちなどを話した。

 参加した30代女性は「自然体で人が集まれる場づくりを目指す石山さんと、目の前の事を全て拾って行動するタイプの高島さんの2人の経緯や仕事に対する考え方が対照的で面白かった。参加者も個性的な人が多かったが、互いに意見を尊重する人が集まっていたように思う。交流も含めて次回開催も楽しみ」と話す。

 高島社長は「商店街での活動やこのイベントも、それぞれのビジネスには全く関係ない事をしていると感じている人も多いと思う。直感的に楽しいと感じたり、自分が住んでいる目の前の場所を思ったり、困っている人を助けようとして自然と体が動いた一見関係のない活動をするうちに、新たな人脈ができたり、その場のアイデアが商品化に至ったり、根幹のビジネスに影響が出てきた。次回以降こういった話を深堀りし、参加者に伝えていきたい」と話す。

 石山社長は「同スペースはこのほかにも、地域活動のために貸したり、不登校の子どもが居場所として利用できたりする場所としても考えている」と話す。

 「桐ケ丘商学校」は今後もテーマを設定し、開催する予定。高島社長は「少しでも興味を持ってくれた人はぜひ参加してほしい。将来的には話し手にゲスト招く事も考えている。参加者同士が自然とつながって行くのも楽しみ」と笑顔を見せる。

 次回開催は10月21日19時~21時。参加費は500円(ワンドリンク付き)。

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