エール大学「ウィッフェンプーフス アカペラコンサート」が7月31日、JR赤羽駅西口の七福神広場(北区赤羽西1)で開催された。主催は西赤羽商店街連合会。
ウィッフェンプーフスは、アメリカの名門エール大学の最上級生から選抜された14人で構成するアカペラグループ。100年以上の歴史を持ち、メンバーとなることは学生の大きな名誉とされている。今回、世界ツアーの一環で赤羽に訪れた。
七福神広場には多くの人が集まり、コンサートはスタートした。メンバーの美しい歌声に通行人や買い物客らが足を止め耳を傾ける姿や、リズムに乗る観客の様子も見られた。
リユース着物ショップ「たんす屋赤羽店」の協力の下、メンバーは浴衣姿で歌唱力を披露した。メンバーのアイザックさんは「普段はタキシードだが、今日は涼やかに歌えた。着心地もとてもいい」と笑顔を見せた。
今年で3回目となる同コンサートはテレビ局で音楽番組のプロデューサーを務めた経験を持つ「昔のテレビ局」宮島将郎社長と、日本での思い出づくりになればと考えていたメンバーのホストファミリー、赤羽でクオリティーの高いイベントを開催したいと考えていた「赤羽西口商店街連合会」の思いが重なり実現にこぎ着けた。
ホストファミリーとしても100家族以上の受け入れの経験を持つ宮島社長は、「知人から送られてきたウィッフェンプーフスのアルバムを聞いたことをきっかけに、彼らの活動を支援することを決めた。彼らの楽しい音楽をこれからも応援し続けたい」と話す。
今後、メンバーは8月1日にオーストラリア・シドニー、5日にニュージーランド・クイーンズタウンでのコンサートを予定している。