「きたくなるまち絵画展」が現在、北区文化芸術活動拠点ココキタ(北区豊島5、TEL 03-6338-5711)で開催されている。
昨年11月1日~12月1日、区内在中・在勤・在学の人を対象に北区の風景を描いた作品を幅広く募集し、区内の風景を多くの人たちに親しんでほしいと企画された同展は今回で4回目。
作品は全66点。一般部門(中学生以上)、小学生部門、幼児部門に分かれ、一般部門、小学生部門は水彩画、幼児部門は水彩画またはクレヨンで風景が描かれている。王子飛鳥山公園や旧古河庭園といった北区内の代表的な風景や東京さくらトラム(都電荒川線)やJRの電車が走る日常的な様子など、作者独自の角度や視点で描かれた作品が幅広くそろっている。
主催する北区文化振興財団の文化振興係、高橋方子さんは「この絵画展は前進となる『きたくなるまち水彩画展』や子ども向けの絵画展を一つにまとめて誕生したもの。バラエティーに富んだ作品が並び、知らなかった北区の風景に出合うことができる」と話す。
同展は区内で活動するプロやプロを目指す作家たちに展示の機会を提供する目的も兼ねる。文化振興係主査、山崎朗さんは「絵からは作者の熱量が伝わってくる。入場無料なので気軽に足を運んで北区の芸術を楽しんでいただければ」と呼び掛ける。
開館時間は9時~20時。月曜休館。2月17日まで。