赤羽の「プロギアショップ トル―パーズ」(北区赤羽1)が2月1日、3軒隣に移転する。
「ミリタリーやサバイバル愛好家だけでなく幅広い層に立ち寄ってほしい」と山中さん
「プロギア」は店主の山中克祥さんが考えた造語で、プロが使う本物の「ギア(=道具)」を意味するという。「世界各国でプロが使う質のいい最先端ミリタリー用品をそろえている。質へのこだわりは買ったものを長く愛用してほしいから」と山中さん。
4月で10周年を迎える同店は、自衛隊や米軍などが使っている本場の装備品を頭から足先までそろえることもあり、北海道や九州から通うファンもいるという。
山中さんは「移転といっても3軒隣の本社ビルに移るだけ。遠方から来る人も安心してほしい」と話す。通販課と事務所機能のある本社ビルに移転することで業務効率化を図るのが狙い。店内や赤羽の街を背景に、ツイッターやユーチューブでの広報活動にもさらに力を入れていくという。所狭しと並ぶ店内の商品を紹介する動画や商品のナイフを使った山中さんの料理画像もSNSに投稿している。
「赤羽は有名飲食店を目指して、多くの人が行き交う街になった。新たな客層の取り込みにもチャレンジしたい」と話す。同店が衣装・装備を提供しユーチューブで27万以上のフォロワーを持つ、ホワイトベース 二宮祥平さんの「一日店長イベント」も計画中。
商品は、ミリタリー用品やサバイバル用品を中心に職人が使う工具や防災用品としても活躍するライトのほか、Tシャツ、ブーツやバッグなど機能性を重視したアパレル用品もそろえており、一般やアウトドア好きも来店しているという。山中さんは「専門店のイメージが強いが、どなたでも気軽に足を運んでほしい」と呼び掛ける。
営業時間は12時~21時(土曜・日曜・祝日は10時~)。現店舗での営業は1月15日まで。