「東京都北区赤羽」の著作で知られる漫画家・清野とおるさん本人をモチーフにしたデザインマンホールが2月28日、赤羽駅北側線路ガード下に新設された。
アニメ・漫画、キャラクターなどのコンテンツをデザインしたマンホールふたを観光資源として活用する、東京都の「デザインマンホール蓋(ぶた)を観光資源として活用したPR事業」の一環。
清野さんのイラストは、すでに東京都北区のシティプロモーションポスターなどで区内各地に掲出されている。SNS上では現在、区民にとってなじみのある清野さんのデザインマンホールについて、「やっぱり赤羽は清野とおるだな」などファンのコメントや、マンホールを写した画像がアップされるなど盛り上がりを見せている。マンホールには「踏むと幸せになれる赤羽のハッピーラッキーマンホールだよ」というコメントも描かれており、清野さん自身もツイッターでマンホールを踏む様子を公開している。
東京都北区広報課の担当者は「設置前から『マンホーラー』と呼ばれるマンホールマニアからの問い合わせが入るなど盛り上がっている。SNSなどでも好評のようだ。清野さんも『たくさん踏んでください』と話していた」と笑顔を見せる。
北区ではこのほか、田端小学校(田端5)前の通りに2月28日、1929(昭和4)年から1931(昭和6)年まで田端に居住していたという田河水泡の漫画作品「のらくろ」シリーズの主人公「のらくろ」をモチーフにしたマンホールも設置された。