「北区イメージ戦略推進部会(O-KISS&U-KISS)」の検討成果報告会が2月10日、東京家政大学百周年記念館(板橋区)で行われた。
U-KISSメンバーとO-KISSメンバー、区長らと記念撮影
北区の個性と魅力を発掘・創造し、分かりやすく効果的に演出し、広く発信していくことで、北区の知名度とイメージを高める目的の取り組み。毎年区とゆかりのある大学生を北区イメージ戦略のビジョン「KISS(Kita-ku Image Strategy&Scheme)」協力員に任命している。2011(平成23)年から東京家政大学の学生に委嘱し、今年で9回目。
この日、区の若手職員で構成する「北区イメージ戦略推進員O-KISS(オーキス)」メンバー9人と「北区イメージ戦略大学生協力員U-KISS(ユーキス)」メンバー6人で、2019(平成31)年4月から9カ月間にわたる検討成果を報告した。
内容は、北区が発行する広報誌「北区ニュース」のコラム欄のタイトルを「北区」と「帰宅」をかけた「ただいまきたく」とし、ロゴマークに北区の木「桜」を使用、温かい雰囲気と「家族」を連想させるマークを作成する。北区に住んでいるオリジナルキャラクター「喜多さん家族」が会話形式で北区の魅力を紹介するほか、インスタグラム「令和元年度KISS」アカウントを開設し毎月のコラムと連携しながら更新。コラム紙面右下のQRコードや北区公式ツイッターやフェイスブックと連携し、区内外からフォロワーの獲得を目指すなどの取り組みが発表された。
O-KISSメンバーで北区広報課職員の野口裕基さんは「大学生や職員が協力し、若手目線から考えた北区の魅力が詰まったコラムを作成することができた」と話す。U-KISSのメンバーで同大学家政学部環境教育学科3年の持田郁恵さんは「読者に北区の魅力を感じてもらえるよう、大学生ならではの視点から工夫を取り入れ、完成した記事なので多くの人に読んでもらえたら」と呼び掛ける。
北区ニュースのコラムは、2020年4月から2021年3月まで毎月1回の掲載(1月は掲載なし)。