赤羽に1月10日、パブ「sukima(スキマ)」(北区赤羽1)がオープンした。
店主は広告クリエーティブ関連の業界で勤務経験を持つ飯野翔太さん。自身も好きだという「音楽」「映画」「漫画」などのカルチャー全般を楽しむ空間を作りたいという思いから、同店をオープンした。飯野さんは「カルチャーを楽しむと言っても、コンテンツにあふれている今の時代、探す時間や、好きなのにゆっくり楽しむ時間が取れないという人も多いと思う。私もそうだった。時間の余裕を持つための場所として使ってほしい」と話す。
席数は、1階にカウンター8席、2階スペースは将来的に活用できるよう準備中だという。フードメニューは「洋風角煮」や「深夜のハンバーグ」、「フライドポテト」(以上、600円)、「ピクルス盛り合わせ」(400円)。飯野さんのおすすめは、厚切りベーコンを乗せたトマトソースの「sukimaピザ」(600円)。
アルコールメニューは、「ジェムソン」「IWハーパーゴールドメダル」「ジョニーウォーカー」「ブッシュミルズ」「ラフロイグ」「ワイルドターキー」など30種以上のウイスキー(500円~800円)をそろえるほか、生ビール(500円)、アールグレイハイ(400円)、グラスワイン(赤・白、600円)、ソフトドリンク、飯野さんがドリップし提供する深いりコーヒー(500円)、アイリッシュコーヒー(800円)など。「sukimaピザ」とハイボールをセットにした「sukima set」(850円)、ウイスキー飲み放題(2時間2,000円)も用意する(チャージ料無し)。
飯野さんは「飲食店は機能の一つと考えている。カルチャーを大切にしている人に、お好きな時間を自由に過ごしていただきたい。漫画や本も置いているので黙々と読んでもらうのもいいし、音楽を楽しんでもらうのもいい。私でよければ、もちろん、おしゃべりも」と笑顔を見せた。「一般の飲食店サイトなどでは、バーという表現になるが、パブの表現の方が合っている。オープンして間もないが、年代もさまざまに、お一人でいらっしゃる方も多い。二次会などで気軽に立ち寄っていただければ」と呼び掛ける。
営業時間は19時~24時。水曜定休。