「北とぴあ演劇祭2019」が9月7日から、王子駅近くの北とぴあ(北区王子1)で開催される。
図書館や学校のように、街に劇場があって、見たり、演じたり、学んだりすることができる「演劇のある生活」を目指し行っている同イベントは今年で20回目。北とぴあ開館10周年記念事業の一環として、区内の演劇鑑賞団体の協力を得て平成12年9月から始まった。
一般公募団体による参加公演のほか、実行委員会の企画公演として学校の枠を越えて集まった中高生が参加する公演や、事前に行った脚本ワークショップで生まれた脚本を受講生自らがリーディング発表する公演など35本を予定する。ほかにも演劇を楽しむための講座やワークショップも用意する。
今年は、劇団 はなまる(ある夜、ある町、あるラブソング)、順天学園演劇部(地上の月)、演劇ユニットけらほろりっく(おこぼれ本舗でございますっ!)、劇団天然石(令和であろうがなかろうが)、演劇集団ななつぼし(タイニー・タイリュー・タュタゥ)、北区AKTSTAGE演劇部(Leiden☆Schachts)など区内高校の演劇部や区内で活動するアマチュア劇団35団体が参加。現代劇、時代劇、大衆演劇など各劇団がそれぞれの持ち味を生かしたさまざまなジャンルの芝居を披露する。
初日のオープニングイベントでは、各劇団が本公演の見どころを3分間でPRする。
入場料は無料~1,000円程度。チケットは北とぴあ1階チケット売り場などで販売する(無料公演は会場で直接受付)。10月14日まで。