田端文士村記念館(北区田端6)で7月13日から、子ども向け謎解きイベント「田端文士村の謎解き~芥川龍之介からの挑戦状~」が開催される。
小学3年生~中学3年生(保護者同伴推奨)を対象に、芥川龍之介をはじめ、明治の終わりから昭和にかけて田端に暮らし、活躍した作家や芸術家について学ぶことを通じ、館内の直筆資料・美術作品などを見て作家や作品への理解を深め、実際に旧居跡などゆかりの地を歩き、田端地区への理解や地域愛などを深めてもらおうと企画した同イベント。
参加者は、同館の受付で問題用紙と地図を入手し、館内の展示品をヒントに、芥川龍之介や室生犀星などにまつわる謎(クイズ)を解く。かつて作家や芸術家らが歩いた田端の街を探検し、クイズの答えから導き出した場所からキーワードを探し、パズルを完成させる。正解者には、記念品として同館オリジナルの「柚木沙弥郎画クリアファイル」「文士の名言しおり」などを進呈する(先着順)。
同館では、芥川家が田端で暮らした家を復元した縮小模型をはじめ、芥川龍之介の関連資料などを常設展示している。現在は、詩人・室生犀星(むろうさいせい)と彫刻家・吉田三郎の2人の生誕130年を記念した企画展「竹馬の友 犀星と三郎~ふるさと金沢から田端へ~」も開催している。
開館時間は10時~17時。月曜(月曜が祝日の場合、火曜と水曜)と祝日の翌日(祝日の翌日が土曜・日曜の場合、翌週火曜)休館。参加無料。申し込みは当日、申込書記入の上、受け付ける。9月1日まで。