赤羽のコワーキングスペース「ソーシャルビジネスワークセンターAKABANE(SBWA)」(赤羽1、TEL 03-5939-9503)が6月15日、開設2周年を迎えた。
NPO法人「コミュニティビジネスサポートセンター」が運営する同施設。ソーシャルビジネスやコミュニティービジネス推進を目的に、起業や事業展開サポート、副業・セカンドオフィス利用、会員同士の交流、地域に根差したビジネスの支援を手掛ける。
同NPOでは7月1日、さいたま市浦和区にコワーキングスペース「ウラコ」をオープンすることから、SBWAの施設名を「アカコ」に変更する。「SBWA」スタッフの三浦真実さんは「担当になって1年たつが、『ソーシャルビジネスワークセンターAKABANE』は施設名が長すぎて言いづらいし、覚えづらいと思っていた。赤羽のコワーキングスペースを略して『アカコ』。シンプルでみんなに親しみを込めて呼んでもらえる名前にした」と話す。
「現在の利用者はソーシャルビジネスやコミュニティービジネスの起業家ばかりではない。アカコの会員になったことがきっかけで、地域とのつながりができた人もいたり、赤羽を拠点にした新事業が生まれたりしている。今後も会員や地域の起業家とともに新しい仕事を生み出す仕掛けを考えていきたい」とも。
7月1日からの利用料金は、月額1万2,000円(住所利用料、会議室利用料含む)。オプション料金は、登記利用=3,000円、ロッカー利用=1,000円。初回登録料=1万2,000円(以上、税別)。
同NPO代表理事の永沢映さんは「これまで、起業家交流会や会員発信のイベントなどを開催したり、見学会を定期開催したりしてきた。今後、さらに利用者が増えることを期待している」と話す。
営業時間は9時~21時(事務局営業時間=平日9時~18時)。