北区が6月13日、東京家政大学の学生6人に北区イメージ戦略大学生協力員「U-KISS(ユーキス)」委嘱状を交付した。
「U-KISS」は、区とゆかりのある大学生(University students)を北区イメージ戦略ビジョン(Kita-ku Image Strategy&Scheme)協力員として毎年任命している制度。今年で9年目。区の若手職員で構成する「北区イメージ戦略推進員O-KISS(Officials-KIS・Staff)」と共に、若年層・ファミリー層に対する区の魅力発信、知名度向上を目指すイメージ戦略事業を展開する。
今年は、区が包括協定を結んでいる東京家政大学と提携する。6人が取り組むテーマは、区の広報誌北区ニュース内魅力発信コラムの企画や検討。ターゲットである若者層とファミリー層に区の魅力が伝わるよう、若者の視点から企画を提案する。
北区広報課長の古平聡さんは「新しい令和の時代を担っていく皆さんに、枠にとらわれることなく北区の魅力を発信してもらうことで、北区シティプロモーション方針のブランドメッセージ『住めば、北区東京。』がさらに広まっていくのでは」と話す。
学生たちは約8カ月間、計20回にわたり、O-KISSの区の若手職員とともに、ディスカッションや区内散策、企画・立案、取材・撮影などを行い、来年2月の報告会で最終企画案を提案する。
花川與惣太北区長は「新鮮な視点とみずみずしい感性で北区の魅力を発信し、イメージアップの大きな力になる成果につなげてほしい」と期待を寄せる。