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飛鳥山公園で「北区さくらSA*KASO祭り」 江戸庶民の花見を未来へ

過去の「北区さくらSA*KASO祭り」の様子(エイサー太鼓演奏)

過去の「北区さくらSA*KASO祭り」の様子(エイサー太鼓演奏)

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 「北区さくらSA*KASO祭り」が4月6日・7日、飛鳥山公園(北区王子1)で開催される。

過去の開催の様子

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 同イベントは、花見を現在に復活させて未来に伝えていこうと、地元の有志が企画運営する。飛鳥山公園の花見は、八代将軍の徳川吉宗が享保の改革の施策の一つとして桜を植え、江戸庶民に開放したことから始まった。飛鳥山は、1873(明治6)年の太政官布達により上野、芝、浅草、深川とともに日本最初の公園に指定された。飛鳥山公園のサクラは約600本。そのうちソメイヨシノ(染井吉野)が約400本。

 当日は、ステージアトラクション「琉と華」(和太鼓、日本舞踊、ダンス、沖縄伝統芸能エイサー太鼓など)、大道芸ステージ「猿回し」「アクロバット」「ヨーヨー世界チャンピオン」のパフォーマンスが披露される。ほかにも「北区おでん」「倉田屋」「山田屋加藤商店」など地域の商店や北区の名品などを中心に、飲食品・物品の販売など、約40店が出店する予定。

 昨年参加したという区内在住30代女性は「満開の桜の中、昨年も多くの人で賑(にぎ)わっていた。今年も、家族全員で出掛ける予定なので楽しみ」と期待を込める。

 開催時間は10時~17時30分(7日は16時まで)。

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