
「みんなの祭in赤羽」が11月9日、UR賃貸住宅「ヌーヴェル赤羽台」(北区赤羽台2)いちょう通り周辺で開催される。
伝統文化からITまで多職種で構成される共創型コミュニティーを運営する一般社団法人「Honmono協会」(渋谷区)が主催する同イベント。同協会代表理事の三井所健太郎さんが、創業の地である赤羽で祭りを開きたいと考えていたところ、イベント会社を経営する井藤栞さんが入会したことをきっかけに、昨年末から具体的な企画を練り始めた。
三井所さんは「大好きな北区で、みんなが主役のイベントをやって、日本を元気にするきっかけ作りと、粋、人情、自然と便利が共存している北区の魅力を区内外に発信したい」と意気込みを見せる。
同イベントは、北区シティーブランディング事業助成金の活用や赤羽イノベーションサイトが主催する実践マーケティング講座と連携し、出店者がテストマーケティングをする機会も提供する。
会場は、ワークショップ・物販ブースエリアと飲食ブースエリア、ステージ観覧スペースで構成し、子どもお仕事体験ブースやオーディオ機器メーカーのオンキヨーの音を聴かせた日本酒飲み比べブース、アマテラス醸造所が販売するクラフトビール販売、鬼太鼓座(おんでこざ)による和太鼓パフォーマンス、プロレスラーのオカネ・クレチカさんの出演などが決まっている。
実行委員長を務める井藤さんは「日常生活の中で感じるさまざまな壁を壊して、一歩を踏み出してみようと思える祭りにしたいと思っているので、赤羽マッチングという取り組みで出会いの壁を壊す仕掛けを考えている。みんなの『やってみたい』を実現できるチャレンジの場にしたい。出店、出演、来場者のどれでも良いので、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は11時~18時。入場無料。出店・出演申し込みは10月17日まで受け付ける。