北区中十条のコミュニティーカフェ「いろむすびcafe(カフェ)」(北区中十条4)が7月8日、いろむすび親子ひろばの運営を始めた。
いろむすびカフェの営業時間外の時間を使って運営する同広場は、3歳までの乳幼児とその保護者が集い、遊びながら、おしゃべりしたり、子育ての悩みを相談したりしながら過ごすことができるスペース。地域団体と連携して絵本の読み聞かせなどのイベントも行う。
いろむすびカフェの渡邊麻純店長は「多世代交流のコミュニティーカフェとして、飲食やイベントなどを10年間運営する中で積み重ねてきたものを生かすことができる新たなチャレンジを検討していた。そうした中でスタッフから、親子が集い、子育ての悩みを相談できる場所を運営したいという話を聞き、いろむすびの目指す『協創』にも通じると思い、チャレンジすることにした」と話す。
同広場を運営するスタッフは、保育士の資格保有者や現在進行形で子育てをしながら働く母親など、北区内で子育てに携わってきたスタッフが企画・運営する。
親子ひろば長の中島知美さんは「私自身3人の子育て中で、北区は比較的今でも子育てをしやすい場所だと思うが、孤独な子育てに悩まず、同じような環境にある親子同士で集い、相談できるような場所にして、『赤羽はベビーカーを持っていきやすい街』と言われるようにしてきたい。私自身、いろむすびがあったから子育てに救われたので、今、子育て中の親子にも恩送りができれば」と話す。
親子ひろばの営業時間は、8時30分~11時30分、14時~16時(水曜は13時30分まで)。木曜・土曜・日曜・祝日定休。火曜9時~14時は、リノア北赤羽(北区浮間1)の「つながるば.いどばたげんかん」で出張ひろばを行う。