滝野川に本社を構えるトキハソース(北区滝野川7)が創業100周年を迎えたのを記念して、同じエリアにある創業100年を超える亀の子束子西尾商店と滝野川稲荷湯(以上、滝野川6)の3社がコラボレーションし、イベントを開催する。
生ソースボディーソープボトルとトキハくん(ボディー用たわし)と稲荷湯
トキハソースは1923(大正12)年、料理人だった創業者の小倉榮男が、洋食の需要が増えていく様子を目の当たりにし、洋食に必要な食材をそろえることができる店の必要性を感じ、常盤商會を創業。そこでオリジナルソースを開発・製造し、トキハソースが誕生した。
トキハソースの創業と同時代、同じ滝野川エリアにたわし専門店「亀の子束子西尾商店」と銭湯の「滝野川稲荷湯」も創業。そこでトキハソースが発起人となり、今回、コラボイベントを開催することになった。
滝野川稲荷湯では、同イベントの期間中に入浴すると限定の入湯証明書を発行するほか、浴室の貸し出し用ボディーソープがトキハソースのパッケージデザインになる。亀の子束子西尾商店では7月6日・7日の2日間、トキハソースで味付けしたゴボウとニンジンのきんぴらをトッピングした「瀧野川やきそば」をキッチンカーで販売。コラボ限定商品「滝野川日和PREMIUM BOX」なども販売予定。PREMIUM BOXには、手拭い、ボディー用たわしのコラボ限定色、生ソースに利用しているパッケージデザインの液体ソープ用ボトル、手拭いと同じ柄のラベルが付いた生ソースと稲荷湯入浴券が入っている。
トキハソースの安藤彰斗さんは「100周年と言う大きな節目に、コラボレーションでしかできないような企画を用意した。限定商品の手拭いは、日本橋にある老舗「戸田屋商店」に染めてもらったこだわりの品。滝野川エリアの名所や銘品がデザインされているので、何がモチーフになっているかを見てもらいたい」と話す。
開催時間は、滝野川稲荷湯=7月1日~7日の15時~24時30分、水曜定休。亀の子束子西尾商店=7月6日・7日の10時~16時。