JR赤羽駅の線路沿いにあるマンション花市場荘(北区赤羽1)1階に5月1日、生花店「小さなお花屋さんkurumi no niwa」がオープンした。
同店が入るマンション花市場荘は、昔その場所に花市場があったことが名前の由来。物件オーナーも花好きで、いつかは1階に生花店を入れたいと考えていたという。
店主の廣瀬小夜子さんは以前、赤羽駅前の生花店「サリックスガーデン」(赤羽1)で店長を務めながら北区内のカフェなどでフラワーアレンジメントのワークショップ講師を務めていた。物件オーナーともワークショップを通じて知り合った。元々、ワークショップの依頼が増えたことで花材を置く自宅が手狭になったことからアトリエを探していたが、周りの後押しやオーナーの話から生花店を開くことを決めたという。
狭小店舗ながら適度な日当たりで温度管理がしやすい立地であることから、キーパー(冷蔵庫)を置かず花を管理。花は廣瀬さんが自ら選び仕入れている。
「オープンから間もないが、通りが華やかになったと言ってくれる方もいてうれしい。購入を目的にしなくても花で癒やされに気軽に寄ってもらえる店にしていきたい」と意気込みを見せる。今後はワークショップも開く予定だという。
営業時間は11時~18時30分。日曜・祝日定休。