赤羽中央街商店街にある駄菓子店「種屋・中央街店」(北区赤羽1)にレトロゲーム機の「新台」が入荷し、近隣に住む小学生を中心に人気を呼んでいる。
種屋の店頭に設置されているレトロゲーム機「サーカス」(中央)
レトロゲーム機とは1980年前後に主に駄菓子店の店頭などに置かれていたもの。10円玉をゲーム機に入れるとゲーム開始となり、クリアするとカードが出てくる。
種屋ではゲームをクリアすることで出てきたカードの種類により、店内の駄菓子を買うための金券として使える。テレビゲームやスマートフォンなどのデジタルゲームに慣れ親しんでいる子どもたちにとってアナログなレトロゲーム機は新鮮でもあり、連日多くの子どもが訪れ腕を競い合っているという。
同時に、これらのゲーム機で現役世代として遊んでいた大人にとっても懐かしいものであることから、通りがかった際に足を止めて熱中する人や子どもと一緒に訪れてゲームに興じる人の姿も多く見られる。
ゲーム機は常時5~7台程度を設置しており、不定期で入れ替えている。今回入荷したのは、宇宙をテーマにした「スペースシグナル」と曲芸がテーマの「サーカス」の2台。
営業時間は8時~21時