旧古河庭園(北区西ヶ原1)で春バラが見頃を迎え、園内の様子が5月1日、オンラインで公開された。昨年に比べ6日早い見頃となった。
園内では90種類のバラが見頃を迎えているが、同園は現在コロナウイルス感染拡大防止を受けて休園しているため園内の様子を公式ツイッターとホームページで公開することになった。
広報担当の高須未久さんは「休園のためお客さまをお迎えできないなか、積極的に情報発信することは難しいと考えていた。しかし、近隣にお住まいの方やツイッターのフォロワーの方から、見頃の春バラの様子を見せてほしいという声を頂き、ツイッターやホームページを通して皆さまにお楽しみいただければと思い公開に踏み切った。本物をご覧いただけないのは寂しいが、オンラインで少しでも旧古河庭園の春バラをご覧いただければ」と経緯を話す。
オンライン上では、旧古河邸を背景に庭園全体を写した写真や品種ごとの写真を解説付きで配信している。
高須さんは「再開園した際にお客さまに、これまでと変わらない美しい景色を安心してご覧いただけるよう準備に努めるので、その際には来園お待ちしています」と呼び掛ける。