東京メトロが4月16日、NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公・渋沢栄一の関連スポット近くのメトロ4駅を巡るスタンプラリーを始めた。
渋沢ゆかりの北区をPRする同区観光協会のキャラクター「しぶさわくん」と、東京メトロのキャラ「駅街かける」のコラボレーション企画。4駅を回ると、「達成賞」として先着1500人に2つのキャラをデザインしたオリジナル缶バッジなどを進呈する。
スタンプを置く駅は、渋沢が日本初の地下鉄(上野-浅草)の建設に協力したことにちなむ「上野」(銀座線、日比谷線)、開業に尽力した帝国劇場近くの「日比谷」(日比谷線、千代田線)、渋沢らの出願で誕生した東京株式取引所(東京証券取引所の前身)に近い「茅場町」(日比谷線、東西線)、邸宅を構えていた飛鳥山に近い「王子」(南北線)。メトロの各駅のラックにある専用リーフレットにスタンプを集める。
達成賞の引き換え場所は北区飛鳥山観光案内所(東京メトロ王子駅から徒歩5分)。案内所の定休日(原則月曜)は、王子駅定期券売り場となる。
5月16日まで。今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によってはスタンプラリーを中止する可能性もある。