「渋沢×北区 青天を衝(つ)け大河ドラマ館」(北区王子1)で3月30日、入場者1万人を達成した記念のセレモニーが行われた。
1万人目の入場者は板橋区から訪れた小原さん家族で、セレモニーでは花川與惣太(よそうた)北区長と越野充博東京北区大河ドラマ「青天を衝け」活用推進協議会会長から記念品が贈られた。
小原さんは「大河ドラマや渋沢栄一の本も買って、みんなで見ているときだったので、孫を連れてきた。ちょうど孫の誕生日で、桜も咲いているいい時期だったので、訪れたら偶然にも1万人目の入場者になって、すごくうれしい」と笑顔を見せた。誕生日が近い小学5年生の孫は「今週が誕生日なので、最高のプレゼントになった」と喜んでいた。
越野会長は「大河ドラマの視聴率も好調のようで、番組の盛り上がりとともに、多くの方に大河ドラマ館で渋沢栄一という人を知ってもらい、渋沢翁が後半生を過ごした飛鳥山、北区王子の街を味わってほしい」と呼び掛ける。
花川区長は「青天を突き刺す勢いで、渋沢翁が愛した飛鳥山、北区を盛り上げていきたい」と意気込む。
開館時間は、通常期=9時~17時、混雑期(3月19日~5月9日、7月2日~10月3日)=9時~18時。館内は一部展示を除いて写真撮影可能(動画不可)。月曜休館。入場料は、大人(18歳以上)=800円、小人(小中高生)=400円、未就学児無料。12月26日まで。