赤羽スポーツの森公園競技場(北区赤羽西5)で2月28日、「トップアスリート直伝サッカー教室」が開催された。
同教室は、北区が掲げる「トップアスリートのまち・北区」を推進するものとして、さまざまな競技のトップアスリートを招いて開く「トップアスリート教室」の取り組みの一環。トップアスリートが持つ技術や競技体験を子どもたちへ直接伝えることで、技術の向上や未来を担う子どもたちに夢と希望を与える目的で2010(平成22)年度から行っている。
当日は、区内在住、在学の小学1年生から6年生までの61人が参加。女子サッカー・WEリーグに所属する「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」の土光真代選手、植木理子選手らが約1時間半にわたり直接指導した。
教室では、1~4年生と5・6年生に分かれ、尻尾取りゲームやボールを使った鬼ごっこなどのウオーミングアップをこなした後、土光選手、植木選手から攻守のアドバイスを受けながら、パスやドリブルの基本練習に取り組み、最後は参加者同士の試合も行った。
土光選手は「ボールをたくさん蹴ること、サッカーを楽しむことがうまくなる秘訣(ひけつ)。他のスポーツや勉強なども楽しむ気持ちを大切にして頑張ってください」とアドバイスした。
東京ヴェルディ普及部の柳沢将之さんは「小学校年代でトップアスリートと触れ合う機会があるのは、とても素晴らしいこと。今後も北区の子どもたちに夢や希望を与えられるような取り組みを行っていきたい」と意欲を見せる。