食べる 買う

渋沢栄一が愛したオートミール入り乾麺 王子の「玉川食品」が商品化

「オートミール&プロテインうどん」「オートミール&プロテインパスタ」を手にアピールする玉川食品の関根さん

「オートミール&プロテインうどん」「オートミール&プロテインパスタ」を手にアピールする玉川食品の関根さん

  • 59

  •  

 王子で製麺を手掛ける玉川食品(北区豊島7)が2月、渋沢栄一が晩年愛したとされるオートミール入りの乾麺の発売を開始した。

「オートミール&プロテインうどん」「オートミール&プロテインパスタ」

[広告]

 同商品は、今年の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公・渋沢栄一ゆかりの地である北区が進める「東京北区渋沢栄一プロジェクト推進事業」の一環として開発した。

 同社は東京23区最後の乾麺メーカーとして、1935(昭和10)年の創業以来、地域に根ざした製麺工場を展開している。近年は、プロテイン入りの麺や歌舞伎風のパッケージ商品などユニークな商品を開発。今回の商品化は、地元のメーカーとして、主食になり老若男女問わず食べやすい食品「麺」を使った商品で渋沢を広めていこうと、商品化を決めた。

 商品は「オートミール&プロテインうどん」「オートミール&プロテインパスタ」の2種類。素材には、渋沢が晩年愛したオートミールを使用。オートミールは、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で栄養価が高い。そこに現代人に必須なたんぱく質(プロテイン)を加え、世代を問わず食べやすく気軽に栄養を摂取できるのが特徴。

 同社の関根康弘社長は「乾麺だが、滑らかさがある麺が特徴。小麦粉にオートミールとプロテインを練りこんでいるので栄養価も高く、世代を問わず、手に取ってほしい」と利用を呼び掛ける。

 価格はいずれも432円。飛鳥山公園(北区王子1)に新設されるおみやげ館、サンスクエア(王子1)に新設された北区の自販機と自社のオンラインショップで扱う。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース