スーパーマーケット「コモディイイダ」(本社=北区滝野川7)が地元ソースメーカー「トキハソース」(滝野川7)とコラボした「生ソースが決めて!厚切りロースカツサンド」が「お弁当・お総菜(そうざい)大賞2021」で優秀賞を受賞した。
同賞は全国スーパーマーケット協会が主催する商談展示会「デリカテッセン・トレードショー」の中で行う企画で、今年で10回目。今年は全国から4万2549点の応募があった。全11部門から、それぞれ優れた商品が選ばれる。同商品はパン部門での受賞。
コモディイイダとトキハソースは、いずれも北区滝野川に本社を構える。「地元で愛される味を主役にした商品」をコンセプトに開発したのが同商品。カツサンドは通常「カツ」を主役として肉が際立つ商品開発を行うが、この商品は「ソース」を主役として商品開発を行った。
コモディイイダ・商品部の原田さんは「パンの耳までおいしく食べられる食パンとカツサンド用のカツに、地元のトキハソースの生ソースを使って老若男女に楽しんでもらえる味わいに仕上げた」と話す。
使ったソース「生ソース(濃厚)」は野菜のうま味を生かした非加熱製法で作られたフルーティーな味わいのソース。濃厚で甘みの強いソースに合わせた「カツ」は三元豚を原材料に使用。厚みのある柔らかなカツで食べ応えもあるという。
ソースを提供したトキハソースの平工さんは「今回は肉に合うソースにするため濃厚を使った。当社の生ソースは酵素で生野菜を分解しペースト状にして、そこへ醸造酢に漬け込んだ香辛料、きび糖、伯方の塩、リンゴやトマトペースト等を加えてソースに仕上げているので、野菜の旨味が凝縮された一味違うソースになる」と話す。
価格は税別399円(ハーフサイズは200円)。