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王子の書店「コ本や」、池袋へ移転 イベントスペース強化

「コ本や」を運営する和田さん(左)と青柳さん(右)

「コ本や」を運営する和田さん(左)と青柳さん(右)

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古書も取り扱う王子の書店「コ本や」(北区王子1)が1月26日の営業を最後に池袋に移転することになった。

本のサイズに合わせて作られたブックケースについて説明する和田さん

ドキュメント・ディレクター和田信太郎さん、広報担当で映像系アーティストの青柳菜摘さん、ブック・ディレクターの清水玄さんの3人で運営する同店。映像や書籍の制作、展覧会やプロジェクトを企画するメディアプロダクションの活動拠点も兼ねている。3人とも東京芸術大学大学院映像研究科出身。「コ本やのコンセプトを知ることや店に足を運ぶことで、同じように芸術を目指す若い人たちが活動の可能性を見出すきっかけになれば」という思いで運営している。

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店内には絵本、食の本、小説、アーティストの著書など知的好奇心を育むための本や青柳さんがセレクトした本を並べ、雑貨も販売している。

「王子という街はアート系の色が着いていない」と感じていた北区出身の青柳さん。市場調査の意味も込め2016年6月から約2年7カ月にわたり、プレオープンとして営業していた。現在もイベントを開いているが、現状ではイベント開催時に10人ほどしか集客できない。もっと規模の大きなイベントを開きたいと考えていたところ、池袋で教室ほどのスペースが確保できる物件を紹介され移転を決めたという。

「単純に売るだけではなく、本を買う、作るというように、本屋をメディアとしてトータルで考えたい」という青柳さん。和田さんは「池袋では事務所機能と併せて、イベント、ライブ、展覧会などのスペースも確保している。自分たちも利用する人も新しいチャレンジへ向け、ベースとなる店づくりをしたい」と意欲を見せる。

王子での営業は2019年1月26日まで。営業時間は12時~20時。月曜定休。年末は12月27日まで、年始は1月5日から営業。池袋でのオープンは来春を予定している。