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北区でバラフェス・マルシェ・街歩き 週末のにぎわいに期待高まる

見頃のバラと洋館 この時期、多くの人が旧古河庭園に訪れる

見頃のバラと洋館 この時期、多くの人が旧古河庭園に訪れる

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 街の一大イベント「赤羽馬鹿祭り」が5月11日・12日に開催され、区外からも多くの人が訪れ、にぎわいを見せた。祭りの熱気が冷めない今月18日・19日も区内各地で人気イベントが続く。関係機関や一般から週末のイベントに対する期待が高まっている。

北マルシェ 今回の開催は赤羽公園

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 18日・19日には、赤羽公園(北区赤羽南1)で「第8回北マルシェ~こんにちは令和~」が開催される。当日は、北区を代表する伝統工芸品や、全国各地から届いた新鮮な農産物や郷土品が並び、職人や生産者と会話をしながら買い物ができる。ワークショップなどのほか、北区内の飲食店のブースやストリートライブや大道芸も楽しめる。北マルシェ実行委員会によると毎回約2万人以上が訪れるという。

 5月1日から開催されている旧古河庭園(西ヶ原1)「春のバラフェスティバル」では、約100種200株のバラが多くの人の目を楽しませている。現在は日没以降にもライトアップしたバラが楽しめる。同園広報担当者の高須未久さんは「今年は、例年以上に多くの人に、ご来場いただいている」と話す。同園によると、年間来場者の3分の1が春の時期に訪れるという。

 5月10日から開催されている街歩き・謎解きイベント「ミステリーウォーク2019~楕円形の交錯~」は、内田康夫さんの作品「名探偵・浅見光彦」を題材とし、謎解きをしながら北区西ケ原・中里やJR駒込駅近くの霜降銀座商店街(西ケ原1)、神社、寺などを巡る街歩きイベント。昨年他界した内田さんのファンをはじめ多くの人が参加する人気イベント。昨年も約2万人が参加した。

 東京北区観光協会の大澤さんは「先週は『赤羽馬鹿祭り』でにぎわいを見せたが、今週末も北区内の各エリアで来場や参加の多い人気イベントがそろっている。それぞれのイベントで今週末も多くの人で盛り上がりを見せるのでは」と期待を込める。「ぜひ、各エリアで北区の魅力を楽しんでほしい」とも。

 同エリアで働く豊島区在住の30代女性は「駒込駅を通勤で利用するがバラフェスや霜降銀座商店街には立ち寄ったことがない。家が近くなので足を運んでみたい」と話す。

 北マルシェ開催時間は、18日=10時~17時、19日=10時~16時。

 ミステリーウォークの謎解きストーリーや地図を記した「名探偵・浅見光彦の住む街 ミステリー手帖」は、霜降銀座・染井銀座商店街の各指定店、北区飛鳥山博物館、滝野川図書館、滝野川会館、北区防災センター、JR上中里駅・駒込駅・王子駅、東京メトロ南北線西ケ原駅・駒込駅・王子駅に設置する。5月26日まで。参加無料。

 旧古河庭園の開園時間は9時~17時。ライトアップ点灯時間=日没~21時。夜のライトアップは19日まで。春のバラフェスティバルは6月2日まで。入場料は、一般=150円、65歳以上=70円。

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