旧古河庭園(北区西ヶ原1)で現在、5月1日から始まる「春のバラフェスティバル」の開催準備が進んでいる。
年間来場者の3分の1が春の時期に訪れるという同イベント。約100種200株のバラが多くの人の目を楽しませる。同園広報担当者の高須未久さんは「昨年はバラの時期が少し早かったが、今年はフェスティバルの時期に合わせて見頃を迎える予定」と話す。
5月10日~5月19日は「バラと洋館・日本庭園のライトアップ」を行う。園内では現在、約570個以上のライトアップ用LED電球の設置を進めている。
5月9日限定で「ライトアップ特別撮影会」も行う。高須さんは「期間中は来場者が多いため、景観だけを撮影できるのは貴重な機会。特別撮影会だけは三脚などを使ってファンの方に楽しんでもらえる。事前申し込みで60人の限定、多い時には2~3倍の申し込みになる人気企画。受付開始と同時に申し込みも入っている」と話す。
「この時期はバラと洋館で、メルヘンな空間になるすてきな季節。特に女性の人には喜んでいただけるはず。旧古河庭園はイベントのタイトルにあるように『和と洋が調和する大正期の庭園』。洋館だけでなく一味違う、日本庭園の美しい様子も忘れずに楽しんでいただければ」と呼び掛ける。
「ライトアップ特別撮影会」の申し込みは4月24日まで、メールで受け付ける(応募者多数の場合抽選)。開園時間は9時~17時(5月1日~5月6日=9時~18時)。ライトアップ点灯時間=日没~21時。春のバラフェスティバルは6月2日まで。入場料は、一般=150円、65歳以上=70円。