十条の老舗定食店「大番」(北区上十条2)が2月1日、移転オープンする。
「大番」旧は1964(昭和39)年に開店。豚ロース肉と豆腐とたっぷりのニンニク粒を使った名物「からし焼き」が名物。移転に伴い、店主が山崎清さんから長女のゆきえさんに交代する。60年以上続く店を引き継ぐに当たっては、「かなりのプレッシャー」だとゆきえさん。
旧店舗が道路拡張工事により立ち退く必要があり、十条周辺で物件を探し、今回の十条仲通り商店街への移転を決めた。併せて、清さん夫婦が高齢で体力的に厳しくなったこともあり、店主も代替わりとなった。
新店舗はカウンターのみの7席で、ゆきえさんが一人でも切り盛りできる席数と配置にした。メニューも品数を減らす予定だが、名物の「からし焼き」は残す。
ゆきえさんは「まずはこれまで来てくださっているお客さまに満足してもらうところから始めて、ドリンクの変更などを検討していきたい」と話す。ゆきえさんは前、職の職場近くに定食店がなく、家業が貴重な存在だと感じ、店で働くきっかけとなった。「おなかを満たすだけのごはんではなく、きちんと食べることで今日も頑張ろうと思えるような食事、幸せになるごはんを提供していきたい」と思いを語る。
営業時間は、11時~14時、17時~21時(日曜は11~18時)。水曜・第3木曜定休。