「北区湯めぐりスタンプラリー」が12月1日に始まった。主催は東京都北区浴場組合で、開催は6回目。

景品の由樹たんメッシュライントート

　区内の銭湯22カ所のうち3カ所以上の異なる浴場のスタンプを6つ以上集めると、景品の同組合公式キャラクター「ゆきたん」がデザインされたメッシュライントート1つと交換できる。

　スタンプラリーについて、同組合の「テルメ末広」（北区志茂5）を経営する徳江康幸さんは「自宅に浴室があることが当たり前になってしまった今では、銭湯は憩いの場であったり、その場に訪れる人々がコミュニケーションを取ったりする場所としての役割が強くなっている。そのような場所がいつもの行きつけの銭湯以外にもあることを楽しみながら知ってほしいという思いから始まった」と話す。

　今回は紙のスタンプカードからデジタルに切り替わって2回目。景品は、組合の中で話し合いを重ね、使い勝手も良く、銭湯で使えるものを選んだという。

　徳江さんは「いつもの銭湯プラスアルファで少し足を伸ばして、新しい銭湯に行ってみることで、その銭湯の個性を感じることができると思う。区内には銭湯ごとに趣向を凝らした風呂があるので、その違いを楽しんでもらい、新たなお気に入りを見つけてもらえれば」と参加を呼びかける。「デジタルスタンプラリーは自分がいる現在地から最寄りの銭湯を表示したり、景品の在庫数を表示してくれたりするので、それを頼りに湯巡りを楽しんでもらえれば」とも。

　スタンプラリーの対象は大人料金の利用客（12歳以上）。2026年1月12日まで（景品がなくなり次第終了）。