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王子の「ごはんねこまる」が3周年 保護猫シェルター併設の飲食店

シェルターから外を眺める猫

シェルターから外を眺める猫

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 保護猫シェルターを併設する地域コミュニティースペース「ごはんねこまる」(北区王子3)が10月10日で3周年を迎えた。

店主の丸山さん

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 店主の丸山晶代さんはちくわぶ料理研究家でもあり、「ちくわぶの日」に当たる10月10日をオープン日にした。同店はランチ営業や総菜販売、野菜や猫グッズの販売を行い、その収益で保護猫シェルターを運営している。

 3周年までに同店が新しい飼い主へとつないだ猫は38匹。時には妊娠状態で保護し、出産に立ち会うこともあったという。猫の健康状態などをチェックして新しい飼い主へつないでいった。

 丸山さんは「『猫と人の集会所』をコンセプトにランチ・カフェ・総菜販売・シニア食事会などさまざまな企画を提供している。お手伝いDAYでは、お客さまが物販の商品を袋詰めするなどして手伝いながら作業の中で会話が生まれコミュニティーになっている。猫好きという共通点からお客さま同士の会話が生まれやすい」と言う。

 カフェタイムで提供しているカレーを「北区王子の罪悪感ゼロカレー」とレトルトカレ-としても販売。国産野菜や昆布、ごま、みそやオリーブオイルなどのスパイスを使い、グルテンフリーにこだわったという。動物性油脂を含まないため温めなくても食べられる。

 4周年に向けて、丸山さんは「人が元気じゃなければ猫を幸せにできないので、食べると元気になるおいしい料理を作って一匹でも多くの猫を幸せにしたい」と話す。

 毎月の営業カレンダーはLINEやSNSで配信している。

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