北区が10月10日、赤羽イノベーション大学後期オープンキャンパスを赤羽イノベーションサイト(北区赤羽1)で開催した。
ビジネス実践ゼミを担当する張原正義さん(左から)、佐野愛子さん、竹林晋さんと事務局の佐藤瑞恵さん
同大は、起業家精神とパブリックマインドを持った人材の発掘・育成を目指し、起業・創業に必要なスキルを体系的に学びながら、地域でのネットワークを構築する機会も提供するプログラム。本年度から北区の創業支援事業の一環で5月より前期のカリキュラムを開講し、10月に後期受講生の募集受け付けを始めた。
オープンキャンパス当日は募集要項とシラバスを配布し、「ビジネス基礎講座」「ビジネス実践講座」「ビジネス実践ゼミ」の3つのカリキュラムの概要と後期全13講座を紹介。後半は、同ゼミを担当する3人の講師が、ゼミのテーマの発表と内容の説明を行った。
同ゼミの一つ「店舗型ビジネスの始め方 小売り・サービス業編」を担当する中小企業診断士の竹林晋さんは「店舗運営のプロが個別にアドバイスをしながら進めていくので、店舗営業や起業に興味のある方は、ぜひ受講してほしい」と話す。
事務局の佐藤瑞恵さんは「赤羽イノベーション大学は学校教育法に定める大学ではないが、起業・創業を考えている人や起業・創業間もない人向けのプログラムを用意している。まずは多くの人に知ってもらい、各講座のテーマや講師にも、ぜひ注目してほしい」と呼びかける。
受講料は、ビジネス基礎講座=無料、ビジネス実践講座=1講座1,000円、ビジネス実践ゼミ=同2,000円。申し込みは各講座開講日の前週金曜まで受け付ける。