
北区社会福祉協議会は10月7日、「子ども・若者応援基金成果報告パーティー」を北とぴあ(北区王子1)で開催した。
同協議会では子ども・若者の経験・体験を広げるチャレンジを応援するため同基金を設立し、個人と団体に対して費用の助成を行っている。2025年度は8人の個人と2団体が支援を受け、活動している。
イベントは地域に支援の輪を広げるためのパーティー形式で開催。開会に先立って2025年度採択者である吉越大誠さんが琴の演奏を披露した。同協議会の田中義正会長と小田川華子運営委員会委員長の開会あいさつの後、来賓を代表して山田加奈子北区長と青木愽子北区議会議長がスピーチを行った。
同協議会の吉田拓さんが1年間の取り組みを報告。助成事業対象の個人・団体の日頃の様子を紹介し、基金継続の必要性を強調、寄付や広報での応援を呼びかけた。一般来場者の代表による1分間スピーチでは、おのおのの活躍ぶりや基金の意義などを話した。
吉田さんは「多くの企業、団体、地域の皆さんから支援いただき、これまで子どもたち・若者たちの夢やチャレンジを応援することができた。一人でも多くの子どもたち・若者たちを応援できるよう、今回のようなパーティーを通して支援の輪を広げていきたい」と意気込みを話す。