見る・遊ぶ

赤水門と青水門を舞台に「北区花火会」 秋の夜空に500機のドローンも

赤羽ファンゾーンエリアからの過去の花火会の様子

赤羽ファンゾーンエリアからの過去の花火会の様子

  • 4

  •  

 北区花火会が9月27日、荒川河川敷・岩淵水門周辺(北区志茂5)で開かれる。

北区花火会への来場を呼びかける事務局スタッフの星川さん

[広告]

 同花火会は区内の民間団体が中心となり開催する「花火協働事業」で、今年で12回目。「花火大会」ではなく「花火会」としているのは、北区民一人一人が力を合わせて盛り上げる手作りイベントであることを広く一般に知ってもらおうとの思いから、親しみを込めて名付けている。昨年、「REBORN/生まれ変わり」をテーマにエンターテインメントショー「RED×BLUE SPARKLE GATE」の愛称を付けてリニューアルした。

 今年のテーマは「PROGRESS/進化・前進」。青水門上空に500機のドローンを飛ばすオープニングで始まり、花火がムービングライトと音楽の演出にシンクロするプログラム、北区の歴史に関するナレーションに乗せて花火を楽しむストーリー花火、打ち上げる花火の解説が付く芸術花火博覧会などのプログラムを用意。花火の煙が上空から引くまでの間は、北区の地域情報などを発信するインターネットラジオ「しぶさわくんFM」が、赤羽を拠点に活動するお笑い芸人「ガーリィレコードチャンネル」をゲストに迎えコラボ番組を配信する。

 会場となる荒川河川敷は、青水門前のエリアと赤水門前のエリア、両水門越しに花火を見ることができる赤羽ファンゾーンに分かれる。

 事務局スタッフの星川竜輝さんは「障害物がない所に花火を打ち上げるのが、これまでの一般的な花火大会だったと思うが、北区のシンボルの一つである赤水門と青水門を風景の一つとして捉えて、花火で表現できないメッセージ性があるものはドローンや音楽、ナレーションなども入れて、見る以外の楽しみも秋の夜空に展開するので、ぜひ見に来てほしい」と呼びかける。

 花火の打ち上げ時間は18時30分~19時30分。打ち上げ総数は1万発。チケットは、赤羽ファンゾーン=3,300円、赤水門イス席=7,700円ほか。「チケットぴあ」で扱う。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース