「地域社会で出会う 起業と企業」をテーマにしたトークイベントが3月17日、王子の「ヴェージュ・コミュニティ・スペース」(北区王子4)で開催される。
北区コミュニティービジネス創業支援ネットワークに関する事業の一環で開く同イベント。同ネットワークでアドバイザーを務める「しかのいえ」(上十条2)」の鹿野青介さん・華代子さん夫婦が聞き手となり、メガネ製造・販売を手がけるジンズ(千代田区)地域共生事業部長の白石将さんをスピーカーに迎え、「企業」と「コミュニティービジネス起業家」との新しい協働・共生の形について聞く。
白石さんはジンズの同事業部創設に携わり、群馬県前橋市の地域社会の活性化のためにさまざまな取り組みを行っていることから、同事業部の立ち上げから地域住民やコミュニティービジネスの実践者らとの関係づくり、今後の展望などについて話す予定。
青介さんは「ジンズは、地域に進出するのではなく、地域と共生していくスタイルを取っている。ジンズはメガネを販売するだけでなく、地域に親しみを持ってもらう存在を目指し、前橋の店では地域のクリエーターや商店と連携したマルシェや地域住民の持ち込み企画のイベントなどで接点を持っている。これからはそうした企業も増えてくるのではないかと考え、地域のプレーヤーと企業が結びつく出会いのきっかけとして企画した。企業の人もボランタリー活動をしている人も今後の活動の参考になると思うので、ぜひ聞きに来てほしい」と参加を呼びかける。
開催時間は13時~16時。参加無料。定員30人。