北区内で店や会社などを経営している事業者を対象とした「ワクワク系の店づくり実践講座」の最終回が1月24日、赤羽会館(北区赤羽南1)で開催され、半年(5回)にわたって学んだ成果を参加者が発表した。主催は北区産業振興課商工係。
講師を務めたのは、オラクルひと・しくみ研究所代表で情報学の博士でもある小阪裕司さんと同研究所ワクワク系チーフエバンジェリストの肥前利朗さん。全国で業種・規模を問わず1万件以上の成功事例を生み出しているという「ワクワク系」の経営手法を半年以上にわたって学び、フィードバックを繰り返してきた。最終回の実践テーマ「計測可能な200%目標を設定し、チャレンジしよう」で、各自の実践リポートを元にケーススタディーを行った。
参加者で代筆・美文字インストラクター「みふくで」の福田未来さんは「地元のコミュニティーの中で一緒に頑張る仲間ができた」と話し、小浜食糧の木村秀さんは「実践すれば売れるという結果が目に見えて出てきた」と話す。
同課の佐々木岳さんは「北区では個店を経営している皆さまのためになる講座やセミナーを行っている。来年度も個店の売り上げアップ実践講座を開く予定なので申し込んでいただければ」と呼びかける。