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「志茂4丁目町会会館」が新設 地元・漫画家が描く天女のシャッターアートも

竣工式の様子

竣工式の様子

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 志茂銀座商店街にある「志茂4丁目町会会館」(北区志茂4)が新設され、竣工式が12月16日に行われた。

シャッターアート

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 同会館は築60年以上がたち、老朽化による災害時の被害予測が問題視されていた。今年の町会設立65周年の節目に合わせ、2020年から町会長の田中義彦さんを中心に新設計画が立ち上がったという。

 完成まで、さまざまな障壁があったという。特に、世界情勢の悪化に伴った建築資材の高騰による資金不足に苦慮した。当初の予算を大幅に上回る金額になったことから田中さんは町会に加入する住民を一軒ずつ訪ね歩き、寄付を募り工面した。町会の公式LINEでも寄付を呼びかけた。結果、地域住民約160人から寄付が集まったという。

 田中さんは「最初は大変だったが、結果として地域に暮らす多くの方と話ができて、地域を大切に感じている方に出会うことができた。LINEから若い世代の方が寄付してくださったのもうれしい出来事だった。新設計画を進める中で、さまざまな方に出会い、地域の一体感をより感じることができた」と振り返る。

 寄付を呼びかける中で出会ったのが、シャッターアートを描いた志茂在住の漫画家の猿山長七郎さん。猿山さんは会館新設のための寄付を募っていることを知り、自分も貢献できることはないかと提案したことからオリジナルイラストのシャッターアートが実現した。

 いくつかのアイデアの中から、荒川が近いことから水の守り神でもある天女をメインに岩淵水門や熊野神社、北区花火大会の花火など志茂の魅力が描かれたデザインが採用されたという。

 田中さんは「色彩豊かで目を引くシャッターアートは商店街をより明るくしてくれる。今後は地域住民の交流拠点としてイベントも積極的に行う予定。多くの方に活用してもらえれば」と期待を込める。

 鉄骨造りの2階建て。1階は45平方メートルの集会室と防災倉庫、多機能トイレ、2階は52平方メートルの集会室と給湯室と男女別トイレを完備する。集会室の利用は公式LINEで予約を受け付ける。

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