飛鳥山公園内の旧渋沢庭園(北区西ヶ原2)で11月11日、「渋沢栄一と巡る音楽の旅~秋の音楽会~」が開催される。
1995(平成7)年にフランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジェルネ」を参考に企画したという同音楽会。旧渋沢庭園内の各所で10時から1時間ごとに、北区文化振興財団の北区版アーティストバンクに所属するアーティストたちがパフォーマンスを行う。
プログラムは、10時から青淵文庫前丸芝広場でラッキー・ムギスさんがアフリカンダンスを、11時から「いろはniもくご」が木管五重奏を、それぞれ披露する。12時から古墳前広場で菅野可南子さんがサクソフォンでパフォーマンスを行う。午後は茶室無心庵跡で、ラスールのフルートデュオを披露した後、青淵文庫前丸芝広場に戻り、「おきのむくまま」の2人がオペラを披露する。
イベントを企画した「ぷらっとマルシェ」の椿克美さんは「渋沢翁の祥月命日である11月11日に、王子の北と南を音楽でつないで、文化芸術の拠点として発信したいと思い企画した。当日は、アフリカンダンスでにぎやかに音楽会をスタートするが、どの時間帯に来てもプロのアーティストたちのパフォーマンスが楽しめる日になる」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。入場無料。