フレンチレストラン「odorat(オドラ)」(北区赤羽西4)が赤羽にオープンして、8月27日で1カ月がたった。
オーナーシェフの永瀬友晴さんは調理師学校を卒業後、老舗フランス店「パリの朝市」に10年ほど勤め、クラシックフレンチの基礎を身に付けた。都内の有名店でさらに経験を積み、神楽坂「レストランアロム」のシェフに就任。今回、生まれ育った赤羽でカウンター8席のフレンチレストランを開いた。店名の「odorat」はフランス語で「嗅覚」という意味。食材や料理の香りを通して記憶に残る時間を提供したいという永瀬さんの思いを込めたという。
メニューは、ランチはフレンチ技法を使った2種類のスパイスカレー(1,300円)、デザート(400円)。2種類のカレーから成る合いがけ(1,600円)も提供している。コース料理で季節のコース(6,500円)、季節のおまかせコース(9,000円)がある。
永瀬さんは「フレンチ料理は敷居が高く構えてしまう人もいるが、ランチのカレーを食べたことがきっかけでディナーに来店する人もいる。昼は気軽に、夜はゆっくり食事を楽しんでもらえる店にしたい。食材は旬のもの、天然のものにこだわっていて、ディナーでは日本の四季を感じられる料理を提供していく。料理の仕上げはハーブやかんきつ、スパイスを使っているので、味だけでなく香りも楽しんでほしい」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時~22時30分。日曜・月曜定休。