泊まれる仮想世界をコンセプトにした宿泊施設「Holy Planet(ホーリープラネット)」(北区滝野川6)がオープンして、8月17日で2カ月がたった。
3階建ての共同住宅を改装し、1棟の宿泊施設としてオープン。経営は不動産事業を手がけるエイチアールケイ(中野区江古田1)で、鷺ノ宮、高円寺に続き3店舗目。
同社の堀野晃世社長は、宿泊施設を運営する中で「より安全・安心して楽しんでもらうため光を活用できるのでは」と考え、3店舗目は光や仮装世界の要素を各フロアに取り入れた。
1階は宇宙ステーション、2階には宇宙船の形をしたベッドやAR式ゲーム機を設置。ゲームは70種類から遊ぶことができ、種類や機能は順次アップグレードするという。3階は「月の城」をテーマとし、部屋にある仮装衣装に着替えて写真を撮ることができる。部屋にはテレビ、冷蔵庫、レンジ、洗濯機、浴室乾燥機、ドライヤー、おもちゃ、清掃用具、タオルなどをそろえる。
堀野さんは「子どもだけでなく大人も楽しめる、光を使った夢の世界のような宿泊施設を実現することができた。1日に1組限定、15人まで宿泊できるので、誕生日などの記念日に複数の家族が集まって利用する方もいる。一軒家と同じように過ごせるので、子どもが遊んでいる間は大人もゆっくり過ごしてほしい」と話す。
宿泊料金は日によって変動する。