山形ラーメン専門店「中華そば金ちゃん 東京 寒河江屋」(北区上十条2)が2月12日、オープンした。
「中華そば金ちゃん」は、山形県南陽市漆山で金田一郎さんが創業。東京初出店で、席数はカウンターのみ8席。カウンター前にディスプレーを設置して、山形県の工芸品である「お鷹ぽっぽ」や天童のかざり駒、山形県のゆるキャラ「きてけろくん」のぬいぐるみなどを飾る。
中華そば(900円)は、毎日作る自家製麺と徳島県の阿波尾鶏で作ったスープが特徴。麺は、多加水の中太で、ゆでる前に店主・寒河江靖さんがもみ込んでから鍋に入れ、平ざるで一つずつゆで上げていく。山形県のラーメンで辛みそを入れた辛みそラーメン(1,000円)も提供する。
寒河江さんは、両親の出身地である山形県に帰省した際によく食べていた「中華そば金ちゃん」のラーメンの味が忘れられず、本店で修業した後、今回、独立を果たした。
寒河江さんは「自分自身も何度食べても、なぜか食べたくなるシンプルな中華そばを味わってほしい。うちで山形ラーメンを食べたことをきっかけに、山形県のことも知ってもらうきっかけになれば」と笑顔で話す。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~21時。